三陽商会は6月末で契約終了したが3日続伸し後継事業に期待

株式市場 銘柄

 三陽商会<8011>(東1)は11時を過ぎて344円(3円高)前後で推移し3日続伸基調となっている。英バーバリー社との契約が6月30日で満了したが、株式市場では新たな展開などへの期待が優勢な雰囲気となっている。

 同社株は例年、夏場から秋口にかけて重くなる傾向があるとされ、重衣料の割合が高い事業特性が映し出されるという。今年は5月22日に業績予想を増額修正などを好感して389円まで急伸し、その後は340円前後で中段もち合いを形成しており、夏場の値動きとしては昨年や一昨年に比べて強い展開となっている。第2四半期累計期間(1~6月)は重衣料の店頭売上が当初予想を超えて好調に推移し、営業利益、純利益を従来予想の2倍の額に増額。今後は後継事業に関する話題が増えると見られ、折に触れて株価材料になる可能性がありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る