三陽商会は6月末で契約終了したが3日続伸し後継事業に期待

株式市場 銘柄

 三陽商会<8011>(東1)は11時を過ぎて344円(3円高)前後で推移し3日続伸基調となっている。英バーバリー社との契約が6月30日で満了したが、株式市場では新たな展開などへの期待が優勢な雰囲気となっている。

 同社株は例年、夏場から秋口にかけて重くなる傾向があるとされ、重衣料の割合が高い事業特性が映し出されるという。今年は5月22日に業績予想を増額修正などを好感して389円まで急伸し、その後は340円前後で中段もち合いを形成しており、夏場の値動きとしては昨年や一昨年に比べて強い展開となっている。第2四半期累計期間(1~6月)は重衣料の店頭売上が当初予想を超えて好調に推移し、営業利益、純利益を従来予想の2倍の額に増額。今後は後継事業に関する話題が増えると見られ、折に触れて株価材料になる可能性がありそうだ。

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