【株式市場】日経平均は11円高を上値に伸びきれず軟調、「現金給付」概要固まり目先出尽し感

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9197円00銭(88円46銭安)、TOPIXは2014.52ポイント(4.25ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億9222万株

 11月10日(水)前場の東京株式市場は、景気・経済対策の眼目とされる現金給付の概要が固まり、期待材料として出尽し感があるとされ、日経平均は76円安で始まり、午前10時過ぎの11円42銭高(2万9296円88.銭)を上値に小動きを続けた。業績予想を増額修正した日産自<7201>(東1)は高い一方、前週に下方修正したホンダ<7267>(東1)は再び下押すなど、業績動向に素直な展開となった。

 四半期決算が大幅増益だったハーツユナイテッドG<3676>(東1)、業績予想を増額修正したケイアイスター不<3465>(東1)はストップ高。増配も発表したヨネックス<7906>(東2)は急伸。四半期決算が大幅増益のアイキューブドS<4495>(東マ)、ズーム<6694>(JQS)はストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億9222万株、売買代金は1兆2842億円。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は977銘柄、値下がり銘柄数は1068銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、海運、鉱業、パルプ紙、銀行、石油石炭、水産農林、その他製品、小売り、化学、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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