【株式市場】日経平均は後場回復基調、4日ぶりに反落だが底堅い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9688円33銭(119円79銭安)、TOPIXは2038.34ポイント(12.49ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億7339万株

 11月17日(水)後場の東京株式市場は、前場上げた東京エレク<8035>(東1)などの半導体関連株が一段と上値を追ったほか、1ドル115円目前の円安を受け、オリンパス<7733>(東1)やHOYA<7741>(東1)などが一段ジリ高となり、住友鉱<5713>(東1)は堅調転換し強含み推移となった。日経平均は159円安で始まり、14時半過ぎまで次第に持ち直し、大引けは4日ぶりの反落だが底堅い大引けとなった。

 後場は、戸田工<4100>(東1)や古河電池<6937>(東1)がEV(電気自動車)用電池産業への政府補助報道を受けて一段ジリ高。セコニック<7758>(東2)は四半期決算の発表後3日連続ストップ高。9月上場のコアコンセプト・テクノ<4371>(東マ)は四半期決算など好感され一時3日連続ストップ高。同じくプロジェクトC<9246>(東マ)は2日連続ストップ高。CAPITA<7462>(JQS)は後場一段と上げてストップ高となり免許を返納した高齢者に電動自転車購入補助を出す自治体が増加との報道など材料視の見方。トレードワークス<3997>(JQS)はAIアルゴリズム企業との提携など好感されストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億7339万株(前引けは5億9028万株)、売買代金は2兆7425億円(同1兆3503億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は410(前引けは535)銘柄、値下がり銘柄数は1706(同1517)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種が値上がり(前引けも5業種が値上がり)し、値上がり率上位は、鉱業、精密機器、海運、金属製品、電気機器、にとどまった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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