【株式市場】日経平均は16円安で小反落、米国の休場前で小動き、TOPIXは3日続伸

◆日経平均は3万8470円38銭(16円86銭安)、TOPIXは2639.69ポイント(14.96ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は15億9574万株

 2月19日(月)後場の東京株式市場は、みずほFG<8411>(東証プライム)や第一生命HD<8750>(東証プライム)が一段と上げ、引き続き大手銀行株や保険株の値動きが強く、インドでの展開が好感されて三菱商事<8058>(東証プライム)も一段と上げるなど大手商社株も高値更新銘柄が目立った。一方、東京エレク<8035>(東証プライム)は反落模様のまま小動きを続け、今夜のNY株式が球場のためか騰勢一服。日経平均はやや下げ幅を縮めて始まり、14時前後に12円安まで持ち直し、大引けも底堅く小反落にとどまった。TOPIXは堅調で3日続伸となった。

 後場は、ベステラ<1433>(東証プライム)が一段高となり業績予想の増額修正など好感され、スノーピーク<7816>(東証プライム)はMBO(経営陣が参加する買収)の観測報道で朝から大引けまでストップ高を継続。ACCESS<4813>(東証プライム)は1月決算への期待などで一段高。フォーサイド<2330>(東証スタンダード)は12月決算など好感され急反発。AppBank<6177>(東証グロース)も12月決算など好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は15億9574万株(前引けは8億1721万株)、売買代金は4兆3546億円(前引けは2兆3873億円)。プライム上場1657銘柄のうち、値上がり銘柄数は1245(前引けは1083)銘柄、値下がり銘柄数は374(同534)銘柄。

 東証33業種別指数は26業種(前引けは22業種)が値上がりし、銀行、水産農林、卸売り、証券商品先物、パルプ紙、鉄鋼、その他金融、鉱業、建設、電力ガス、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

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