【銘柄フラッシュ】アイ・ピー・エスなど急伸し和服のさが美などの人気再燃

銘柄

 3日は、三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)が持ち合い株の削減に動くとの観測報道などが好感されて2.3%高となり、約1ヵ月ぶりに5600円台を回復し、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は以前、同様の報道があったこともあり2.4%高となり、連想買いが広がって大手銀行株が全面高となった。

 トヨタ自動車<7203>(東1)は7月下旬に発行する新考案の種類株「第1回AA型種類株式」の発行価格が昨2日の取引終了後に決定し、仮条件の上限いっぱいの高値決着となったため時間とともに強含む展開になり0.4%高。この種類株を引き受け販売する野村證券の野村ホールディングス<8604>(東1)は一部速報ニュースで引き受け手数料が約225億円と伝わり、前後場ともジリ高基調のまま3.4%高となり年初来の高値。

 和服関連株の物色が再燃し、神奈川県の呉服店や百貨店などが訪日外国人観光客向けなどにジャケット感覚の和服などの提案活動を活発化とされ、さが美<8201>(東1)が地元銘柄のため思惑買いを集めて17.0%高となり東証1部の値上がり率トップ。ウライ<2658>(JQS)は8.3%高、堀田丸正<8105>(東2)は3.6%高。

 セキド<9878>(東2)は10.1%高都出直りを強め、ラオックス<8202>(東2)は7.4%高で2006年以来の高値を更新など、訪日外国人観光客の関連株も活況高。

 日本一ソフトウェア<3851>(JQS)は「謎の公式サイト」というサイト開設などが好感されて一時ストップ高まで上げ、大引けも13.4%高。ソノコム<7902>(JQS)は決算好調で終日ストップ高の15.8%高。システム開発のアイ・ピー・エス<4335>(JQS)は6月決算への期待などが言われてストップ高の18.1%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る