コナミHDなどゲーム株大手が続伸、「巣ごもり需要」再来の期待や国際的M&Aの思惑

■メタバース時代に存在感?、スク・エニHD、カプコン、任天堂も続伸

 コナミホールディングス(コナミHD)<9766>(東1)は1月20日、続伸基調となり、取引開始後は6%高の5630円(310円高)まで上げて出直り継続の相場となっている。19日夜、コナミデジタルエンタテインメントのデジタルカードゲーム『遊戯王マスターデュエル』を同日グローバル向けに配信開始と発表し、期待材料視されている。

 ゲーム関連株は、任天堂<7974>(東1)、スクウェア・エニックス・ホールディングス(スク・エニHD)<9684>(東1)、カプコン<9697>(東1)などが軒並み続伸基調となっている。新型コロナ「まん延防止条例」の実施拡大を受け、「巣ごもり需要」の再来が材料視されているほか、米マイクロソフトによる米ゲームソフト企業の買収(M&A)を受け、「メタバース」の普及とともにゲームコンテンツの豊富な日系企業への注目度は強まるとの見方が出ている。コナミHDの『遊戯王マスターデュエル』は、クロスプラットフォームにも対応しているため、より多くのプレーヤーとオンライン対戦が可能とのことだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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