【株式市場】日経平均は561円安、ウクライナ情勢を警戒し米FOMC前で買えず

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7027円23銭(561円14銭安)、TOPIXは1890.77ポイント(39.10ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億1550万株

 1月25日(火)前場の東京株式市場は、ロシア・ウクライナ情勢への警戒感や米国25、26日のFOMC(連邦公開市場委員会)を控えた手控え姿勢などが重なり、日経平均は122円安で始まった後も次第安となり、午前11時過ぎに下げ幅582円ちょうど(2万7006円37銭)まで下押す場面があった。中で、キヤノン<7751>(東1)は業績回復期待やNY市場で高かったことなどを受け続伸基調など一部の銘柄は強く、日経平均も前引けは復調気味になった。

 ピーバンドットコム<3559>(東1)が2日続けて大きく出直り電子基板EMS(受託製造)のオンライン受注方式など買い材料視。多木化学<4025>(東1)は「バカマツタケ」事業化についての経過報告が材料視され一時急伸。K&OエナジーG)<1663>(東1)や京葉瓦斯<9539>(東2)は天然ガス国際市況高など受け高い。リアルワールド<3691>(東マ)はデジタルギフト事業でカード大手Visaとの連携が好感され急伸。ジェイホールディングス<2721>(JQS)は流通株式時価総額の向上策への期待など言われて出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は6億1550万株、売買代金は1兆5021億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は144銘柄、値下がり銘柄数は1989銘柄。

 また、東証33業種別指数は全業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種は、電力ガス、食料品、その他製品、石油石炭、医薬品、小売り、など。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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