セブン&アイ・HDが一段高、海外の大株主が会社分割の提案を検討とされ思惑買い

■米資産運用会社アルチザン・パートナーズなど3株主と伝えられる

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ・HD)<3382>(東1)は1月26日、一段高で始まり、取引開始後は5461円(178円高)まで上げて約半年ぶりに昨年来の高値を更新し、2016年以来の5400円台に進んでいる。25日、英フィナンシャル・タイムズの報道として、海外の大株主3社が会社分割を求める提案を検討している、とロイターニュースや日経QUICKニュースで伝えられ、がぜん思惑含みになっている。

 報道によると、これらの株主は、米資産運用会社アルチザン・パートナーズなど。コンビニエンスストア事業からイトーヨーカ堂などの事業の分離を求めているもよう。全体相場がこのところ重い展開とあって、こうした株価材料の出た銘柄に思惑買いが集まりやすくなっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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