川崎地質は4年ぶりの高値に進む、業績好調な上、関東地方で発生した豪雨を受け連想買い

■「マンホールから水が吹き上げたあと周囲の道路が陥没」と伝えられ注目集まる

 川崎地質<4673>(東証スタンダード)は7月11日、続伸一段高となり、午前11時過ぎには13%高の4600円(545円高)まで上げ、2021年以来の高値に進んでいる。7月2日に発表した業績予想の増額修正を受けて次第に上げピッチを強める相場のなか、10日午後から夜に関東地方で発生した豪雨により「横浜市ではマンホールから水が数メートルの高さまで吹き上げたあと周囲の道路が陥没」(テレ朝ニュース)などと伝えられ、同社株への連想買いが強まったと見られている。

 2日に発表した業績予想の増額修正では、2025年11月期・第2四半期の連結業績予想について、大幅に増額修正し、営業利益は従来予想を53%上回る見込みに見直し、一転増益に転じる見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■環境要因は50%、漁獲圧は25%、状態空間モデルで初の定量評価  東京大学は11月1日、日本周辺…
  2. ■ドジャース、球団史上初の2年連続制覇  ロサンゼルス・ドジャースは、2025年MLBワールドシリ…
  3. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  2. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  3. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  4. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  5. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  6. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る