ミロク情報サービスの会計システム4製品と経費精算・出張管理ソリューション『J’sNAVI NEO』がデータ連携開始

■「AI仕訳」により連携データから仕訳を自動作成し、会計業務の効率化を支援

 財務・会計システムおよび経営情報サービスを開発・販売するミロク情報サービス(MJS)<9928>(東証プライム)は4月18日、JTBビジネストラベルソリューションズ(本社:東京都江東区:JTB-CWT)が提供する経費精算・出張管理ソリューション『J’sNAVI NEO(ジェイズナビネオ)』と、MJSの会計システム4製品、『MJSLINK DX(エムジェイエスリンク ディーエックス)財務大将』『ACELINK NX-Pro(エースリンク エヌエックスプロ)会計大将』『ACELINK NX-CE(エースリンク エヌエックス シーイー)会計』『かんたんクラウド会計』のオプション機能「AI仕訳」とのデータ連携を開始したと発表。

 『J’sNAVI NEO』は、出張のオンライン手配システムと経費精算システムが一体化した経費精算・出張管理ソリューションで、シリーズ累計で約600社の導入実績があり、85万人超のユーザーが利用している。今回のデータ連携により、『J’sNAVI NEO』から出力した交通費や交際費、出張精算等に関するCSVファイルをMJSの会計システムに取り込むことで、「AI仕訳」による過去の仕訳データとの照合により、会計上の仕訳の自動生成が可能となる。これにより、会計・経理部門等に従事するユーザーは会計システムにデータを転記する作業や勘定科目を選択する手間が無くなり、会計業務の効率化を実現する。

 MJSは、今後も各社製品との連携を順次拡大し、パートナーシップを強化することにより、顧客の経営課題を解決する総合的なソリューションを提供する。また、ERP製品や各種サービスを通じ企業のDX推進を支援し、業務効率化および生産性向上はもとより、経営状態をリアルタイムに把握するための月次決算の早期化、中堅・中小企業ならびに会計事務所と顧問先企業の経営の高度化と企業価値向上に貢献していく。

 JTB-CWTは、今後も顧客の企業活動全体を支え、多様で複雑化する経営課題の解決に向け、真に必要とされる「最適なソリューション」を追求していく。また、『J’sNAVI NEO』はさらなるデータ連携の拡充やUIの向上、電子帳簿保存法やインボイス制度など法制度への対応を通じ、“誰でも直観的に早く・正確に経費精算を行えるシステム”として、企業の経理業務のDX化を支援し、生産性向上やガバナンス強化に貢献するとしている。

■『J’sNAVI NEO』との連携対象となるMJSシステム

・中堅・中小企業向けERPシステム『MJSLINK DX財務大将』
・会計事務所向けERPシステム『ACELINK NX-Pro会計大将』
・中小企業向け業務パッケージ『ACELINK NX-CE会計』
・中小・小規模企業、個人事業主向けクラウド型サービス『かんたんクラウド会計』

■経費精算・出張管理ソリューション『J’sNAVI NEO』

 『J’sNAVI NEO』は、出張のオンライン手配システムと経費精算システムが一体化した経費精算・出張管理ソリューションである。交通費や交際費等の経費精算はもとより、国内や海外の出張申請から手配・精算・支払にも活用可能。分散していた経費精算と出張関連業務を一元管理することで、業務の効率化・省力化を実現する。

【『J’sNAVI NEO』の特長】

・インボイス制度に対応
(登録事業者番号のチェックや事業者区分の登録、適用税率ごとの消費税額の表示などの機能を実装予定)
・改正電子帳簿保存法の要件に適合(JIIMA 認証済)
・コーポレートカード連携や交通系 IC カード取り込み、運賃検索ソフト連携、モバイル承認ができるスマホアプリを実装
・CSVやAPIによる仕訳データの各種会計システムとの連携が可能
・法人一括請求での手配が可能なJTBのオンラインチケット予約システムを実装

■ミロク情報サービス(MJS)について

 全国の会計事務所と中堅・中小企業に対し、経営システムおよび経営ノウハウならびに経営情報サービスを提供している。現在、約8400の会計事務所ユーザーを有し、財務会計・税務を中心とした各種システムおよび経営・会計・税務等に関する多彩な情報サービスを提供している。また、中堅・中小企業に対して、財務を中心としたERPシステムおよび各種ソリューションサービスを提供し、企業の経営改革、業務改善を支援しており、現在、約10万社の中堅・中小企業ユーザーを有している。

■JTBビジネストラベルソリューションズについて

 JTB-CWTは、2000年の設立以来、日本におけるビジネストラベルマネジメント(BTM)事業の先駆けとして確かな実績と経験を活かし、延べ3000社以上にも及ぶ契約企業の発展を支えてきた。JTBグループおよび他社からの事業継承をはじめとする事業領域・規模の拡大を経て、現在は「BTM&ITソリューション」を事業ドメインとして、幅広い業種の顧客企業へ、ビジネストラベル領域を中心に最適なソリューションを提供している。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る