And Doホールディングスの第2四半期は営業利益が44%増加し売上高、各利益とも最高を更新

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■純利益は49%増加、ハウス・リースバックは売却収益も拡大

 And Doホールディングス<3457>(東1)の2022年6月期・第2四半期連結決算(2021年7~12月・累計)は、売上高、各利益とも第2四半期累計期間として最高を更新し、売上高は前年同期比19.0%増の222.90億円となり、営業利益は同44.4%増の17.91億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同49.0%増の11.69億円となった。

 同社は2022年1月1日付で旧・ハウスドゥが持株会社に移行し社名を変更した。フランチャイズ事業は、当連結累計期間における新規開店店舗数が56店舗となり、累計開店店舗数は617店舗となった。加盟店フォロー体制の強化や各種新規サービスの開発、提携企業の拡充を進め、加盟検討の問い合わせが好調。セグメント売上高は前年同期比6.6%増の16.91億円となり、セグメント利益は同9.4%増の11.83億円だった。

 ハウス・リースバック事業は、新規取得物件数が436件となり、累計保有物件数は448件となった。対応エリアの拡大、人材投資などを継続し、賃貸による安定収益の確保に加え、不動産ファンド等への売却を通じた収益も拡大。セグメント売上高は同5.1%増の62.73億円となり、セグメント利益は同4.7%増の7.84億円だった。

 金融事業では、全国ネットの査定力を活かし、不動産を活用した資金ニーズに対応する「不動産+金融」の取組みに注力。リバースモーゲージ保証事業の当連結累計期間における新規保証件数は157件となり、累計保証件数は687件となった。セグメント売上高は同21.0%減の4.41億円だったが、セグメント利益は同66.5%増の91百万円となった。

 不動産売買事業の売上高は同55.4%増の109.33億円となり、セグメント利益は同128.7%増の12.01億円だった。

 不動産流通事業の売上高は同4.5%減の9.17億円だったが、セグメント利益は同46.8%増の3.59億円。

 リフォーム事業の売上高は同3.3%減の13.52億円だったが、セグメント利益は同0.1%増の93百万円。

 3月通期の連結業績予想(レンジ予想)は、昨年8月に開示した前回予想から変更なく、売上高は391億円~444.38億円(前期比0.2%増~13.8%増)、営業利益は29.73億円~36.73億円(同14.8%増~41.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18.48億円~23.10億円(同14.3%増~42.9%増)とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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