【株式市場】日経平均は反落し227円安、後場に入り一段と値を消す

東京証券取引所 株式市場

◆日経平均は2万7232円87銭(227円53銭安)、TOPIXは1931.24ポイント(15.39ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億8069万株

 2月17日(木)後場の東京株式市場は、日経平均が取引開始後まもなく急激に下げ幅を広げ、13時過ぎに379円48銭安(2万7080円92銭)まで下落。ロシア軍機と米軍機が地中海で異常接近と伝えられ、引き続きウクライナ情勢への不安が強い事が明らかになったと手控える様子もあり、大引けも下げ幅200円台で反落となった。中で、INPEX<1605>(東1)や三菱商事<8058>(東1)などが一段と強含み、13時に決算を発表した横浜ゴム<5101>(東1)も次第高となった。

 紀文食品<2933>(東1)が一段ジリ高となり14日発表の四半期決算など好感。堺商事<9967>(東2)は14時過ぎの決算発表を境に急伸。ロードスターC<3482>(東マ)や大日光・エンジ<6635>(JQS)は好決算で今期も好調予想の銘柄を注目し直す動きとされ一段高。細谷火工<4274>(JQS)は米露の軍用機が異常接近との報道を受け後場急動意。

 東証1部の出来高概算は11億8069万株(前引けは5億1852万株)、売買代金は2兆9201億円(同1兆3181億円)。1部上場2182銘柄のうち、値上がり銘柄数は541(前引けは777)銘柄、値下がり銘柄数は1572(同1260)銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種(前引けも7業種)が値上がりし、鉱業、卸売り、陸運、石油石炭、ゴム製品、空運、鉄鋼、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る