エスプールは売られ過ぎゾーンに位置し来期の展望を見直す

株式市場 銘柄

 アウトソーシングや人材派遣などのエスプール<2471>(JQS)は前場15円安の910円となったが、一時950円(25円高)まで上げて出直りを試す展開となった。このところは、中国株式の波乱による全体的な換金心理などで7月9日に849円まで軟化する場面があったが、900円割れはこの日と翌日の各々取引時間中のみ。「ボリンジャーバンド」(移動平均線を中心に株価変動の想定値幅を標準偏差で表わした帯)では下値限界を示す水準に入るなど、売られ過ぎ感が強まっている。

 2015年11月期の連結業績見通しは、新事業として東京電力(9501・東1)から受注したスマートメーター設置業務が7月から開始になり、この立ち上げ費用などがあるため営業利益は前期比27%減の1.5億円、純利益は同60%減の0.7億円、1株利益は22.2円を見込む。しかし、売上高は同14%増の75.2億円の見込みで、スマートメーター設置業務は単月レベルで8月から黒字化する計画のため、来期は業績への寄与が本格化する見込みだ。目先の株価は戻り売りが厚いようでも、次第に業績展望を見直す展開が開けてくると予想される。

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