三井松島HDは株主優待の拡充と豪州炭の拡大期待などで一段高

銘柄フラッシュ

■石炭株が一斉高、ロシア経済制裁でロシア炭から豪州炭に期待

 三井松島ホールディングス(三井松島HD)<1518>(東1)は3月7日、一段高で始まり、取引時間中としては昨年10月29日以来の160円台に進んでいる。豪州炭の輸入を手掛けるため、ロシア経済制裁によってロシア炭の荷動きが停滞すれば相対的に優位に立つ期待が出ているほか、4日16時に株主優待の拡充を発表し、買い材料が上乗せされる形になった。

 優待の拡充は、主に「施設優待割引券」の利用対象を拡大するもので、現行の三井港倶楽部などの施設に加え、ラ・ロシェル山王店(東京都千代田区)などでも利用が可能になるとした。今朝は石炭関連株が一斉高で始まり、住石ホールディングス(住石HD)<1514>(東1)、日本コークス工業<3315>(東1)も一段高の続伸となっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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