TACが6%高、移転補償の特別利益を発表し買い材料視される

■約2億5千万円、業績に与える影響は精査中

 TAC<4319>(東1)は3月14日、6%高に迫る210円(11円高)で始まり、再び出直りを強める相場となっている。11日の17時、賃借している1物件の移転に伴う移転補償金として約2億5千万円の特別利益が発生することとなり、業績に与える影響については現在精査中と発表し、買い材料視されている。

 2月上旬に発表した第3四半期決算での今3月期の連結業績予想は、経常利益が5.78億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は3.80億円。特別利益による純利益の押上げ効果は小さくないと見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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