And Doホールディングスは新中期計画で3年後の経常利益59%増など目指す

■2025年6月期を最終年度とする中期経営計画を発表

 And Doホールディングス<3457>(東1)は3月31日の取引終了後、2025年6月期を最終年度とする中期経営計画(2023年6月期~2025年6月期)を発表した。

 成長事業である、FC事業、ハウス・リースバック事業、金融事業の更なる拡大と「不動産×金融サービス」の深化により高収益体質化を促進し、一層の企業価値向上を目指すべく中期経営計画(3ヵ年を)策定した。2025年6月期には、連結ベースで売上高518.19億円(21年6月期との単純比較で32.7%増)、経常利益40.00億円(同59.1%増)を目標と設定した。

■中期経営計画概要

 当社グループは、FCチェーンネットワークの構築による不動産情報のオープン化と、時代に即した不動産ソリューションサービスを提供する不動産サービスメーカーとして、不動産業を通じて社会課題の解決を図るとともに、お客様から必要とされ続ける企業を目指し事業拡大に努めている。

 2019年8月に発表した現中期経営計画では、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により最終年度となる当期業績目標の修正を行っているが、成長強化事業として位置付けたフランチャイズ事業、ハウス・リースバック事業、金融事業は着実に伸長し、足元の業績は順調に進捗している。

 このような状況のもと、成長強化事業のさらなる拡大と不動産×金融サービスの深化により高収益体質化を促進し、一層の成長と発展による企業価値向上を目指すべく、中期経営計画3ヵ年を策定した。

 経営数値目標は、連結ベースで売上高518.19億円(21年6月期との単純比較で32.7%増)、経常利益40.00億円(同59.1%増)、純利益は26.40億円(同63.4%増)、などと設定した。

 また、配当性向は、将来の成長投資とのバランスを勘案し、配当性向30%以上を基本水準とする。21年6月期は1株30円を実施し、配当性向36.2%だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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