【株式市場】日経平均は31円高、朝方の301円高から値を消すがTOPIXに支えられる

◆日経平均は2万6830円82銭(31円11銭高)、TOPIXは1887.07ポイント(6.99ポイント高)、出来高概算(東証プライム市場)は4億1456万株

 4月19日(火)前場の東京株式市場は、NY株式市場で半導体株指数が反発したことなどを受け、値がさの半導体株や電子部品株が反発して始まり、原油高、非鉄金属高などを受け石油資源株や非鉄金属株、海運株なども高い。一方、保険、医薬品、小売り株などは安い。日経平均は取引開始直後の300円88銭高(2万7100円59銭)を上値に伸びきれず、午前10時過ぎには一時22円安(2万6777円71銭)まで軟化したが、TOPIX(東証株価指数)は堅調なまま持ちこたえ、日経平均も前引けは小高い。

 原油や金、ニッケル高を受けINPEX<1605>(東証プライム)が連日高値を更新し大平洋金属<5541>(東証プライム)、住友金属鉱山<5713>(東証プライム)なども高値に接近。アルコニックス<3036>(東証プライム)も出直り拡大。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は(社)メタバース推進協議会への入会発表など好感されストップ高。メディアリンクス<6659>(東証スタンダード)はロシアの放送局向け設備を手掛けるため続落だったが7日ぶりに反発。ウッドワン<7898>(東証スタンダード)は国産合板の流通価格が最高値と伝えられ高値に接近。ジーネクスト<4179>(東証グロース)は想定より業績よさそうとの見方などで一時2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は4億1456万株、売買代金は1兆206億円。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1130銘柄、値下がり銘柄数は620銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種が値上がりし、海運、鉱業、非鉄金属、石油石炭、鉄鋼、精密機器、化学、証券商品先物、金属製品、建設、電気機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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