【株式市場】円高の再燃など影響し日経平均は朝方68円安だが好業績株など高く新興市場も強い

株式

◆日経平均の前引けは1万9408円80銭(25円84銭安)、TOPIXは1598.86ポイント(1.19ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億5782万株

チャート10 24日(木)前場の東京株式市場は、海外市場から円高が再燃したことなどが影響し、トヨタ自動車<7203>(東1)などが反落して始まり、日経平均も取引開始後に68円38銭安(1万9366円26銭)まで軟化する場面があった。その後は一進一退を続け、前引けは25円84銭安(1万9408円80銭)だった。一方、東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高く続伸基調。

 三井不動産<8801>(東1)などの大手不動産株がSMBC日興証券の投資評価を好感して堅調。三菱ケミカルホールディングス<4188>(東1)は第1四半期の好業績を買う動きが再燃とされて戻り高値。
セガサミーホールディングス<6460>(東1)はゲーム業界注目の新作をグループ会社が開発とされて高い。シェアリングテクノロジー<3989>(東マ)は7月の月次動向が好感されて急伸。

 出来高概算は少なめで6億5782万株、売買代金は7747億円。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は1160銘柄、値下がり銘柄数は712銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る