極洋が出直る、ベトナム新会社と前期末の増配など好感され今期の配当にも期待が

銘柄フラッシュ

■食品の製造などを目的に6月下旬設立と発表

 極洋<1301>(東証プライム)は4月26日、反発相場となり、午前11時にかけては3260円(40円高)前後で推移。25日にベトナムでの子会社設立と2022年3月期の期末配当の増配を発表。買い優勢となっている。ここ3週間近く続いた下値もみ合いの中高値に進んだため、値幅調整には一巡感が出てきたとの見方が出ている。

 25日の15時30分、食品の製造等を目的としてベトナムに全額出資の新会社を設立すると発表した。資本金は13億円(予定)、設立年月日は2022年6月下旬(予定)。また、前3月期末配当の増配も発表し、1株につき従来予想の80円を90円の予定にするとした。過ぎた期の配当ではあるものの、業績が堅調なため、今期・22年3月期の配当額への期待が出ている。3月決算の決算発表は5月13日頃を予定する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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