日経平均が後場一段と上げ350円高、日銀「無制限買いオペ毎日実施」など好感される

■10年国債を利回り0.25%で毎日買い入れ、量的緩和の浸透図るとの見方

 4月28日午後の東京株式市場では、日経平均が一段高となり、13時10分を過ぎて350円38銭高(2万6737円01銭)まで上げて前日比での反発幅を広げている。日銀が4月27日から28日にかけて開催した金融政策決定会合の結果が28日昼過ぎから伝えられ、量的な金融緩和策の浸透を図る姿勢を強めたとの受け止め方が出ている。

 日銀が4月27日から28日にかけて開催した金融政策決定会合の結果については、「10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる連続指し値オペ(公開市場操作)を毎営業日実施する」「現行の金融政策を堅持する意向」(日経QUICKニュース)などと伝えられた。実質的に政策金利を0.25%で固定する構えを示したことになり、米国の金利引き上げ政策とは一線を画す形になった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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