ソニーが高性能のドローンによる新事業に期待強まり後場一段高

株式市場 銘柄

 ソニー<6758>(東1)は後場一段高となり、13時30分にかけて3.2%高の3643.0円(112.5円高)と前場の高値を更新。取引時間中としては6月30日以来の3600円台回復となっている。

 22日付で、ロボット技術や自動運転技術のベンチャー企業ZMP(谷口恒代表取締役社長兼CEO)とソニーモバイルコミュニケーションズが、自律型無人航空機による画像撮影とクラウドによる画像データの処理を組み合わせた、産業用ソリューションを開発・提供する合弁新会社「エアロセンス」を8月中旬に設立すると発表。新たな事業への期待が広がっている。

 発表によると、合弁新会社は、ソニーのカメラ、センシング、通信ネットワーク、ロボットの分野における技術とZMPの自動運転、ロボット技術、産業分野へのビジネス経験を活かし、測量、調査、管理、点検等のトータルソリューションを開発し、2016年から法人に向けてサービスの提供を開始する計画。ZMPはこれまで陸上でのソリューションだったが、このたび空へとフィールドを広げることで、陸上では出来なかった新たなサービスの創出を目指す。文面には「ドローン」という表記はないが、高性能の産業用ドローンによる新事業として注目されている。

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