持田製薬は高脂血症治療剤の承認取得など好感され再び出直る

■製剤設計上の工夫を行い投与回数を減らし服薬アドヒアランス向上

 持田製薬<4534>(東証プライム)は6月21日、反発含みで始まり、取引開始後は3180円(50円高)まで上げて再び出直っている。20日午後、「高脂血症治療剤「エパデールEMカプセル2g」(一般名:イコサペント酸エチル、開発コード:MND-2119、以下「本剤」)について、本日、日本における製造販売承認を取得した」と発表し、好感されている。

 発表によると、本剤は、持田製薬が製造販売している「エパデール」(一般名:イコサペント酸エチル)に製剤設計上の工夫を行い、消化管吸収を高めることを目的として開発された自己乳化型新規高純度EPA製剤で、投与回数が「エパデール」の1日2回または3回に対し、本剤は1日1回投与の薬剤であり、服薬アドヒアランスの向上に資する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■金融・医療・公共分野に特化した高精度処理、低コストで安全運用可能  NTT<9432>(東証プラ…
  2. ■ジャイアンツ球場隣接の221邸、シニアの健康・交流を支える新拠点に  フージャースホールディング…
  3. ■IT・スタートアップ中心に若手CEO台頭、経営のスピード化が進展  帝国データバンクは10月14…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  2. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…
  3. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  4. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  5. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  6. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る