【株式市場】日経平均は454円高、東京エレクが11日ぶりに反発など買い直す動き

◆日経平均は2万6225円15銭(453円93銭高)、TOPIXは1849.27ポイント(30.33ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は5億2060万株

 6月21日(火)前場の東京株式市場は、NY株式が休場だったが欧州株高などを受けて東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が11日ぶりに反発など、半導体・電子部品株に買い直す動きが発生。また、欧州でロシア産天然ガスの代わりに石炭、石油の使用を拡大する動きがあるとされて三井松島HD<1518>(東証プライム)などの石炭株や石油株が上げ、日本の電力不足などを受けてレノバ<9519>(東証プライム)などの再生可能エネ関連株も人気化した。日経平均は299円高で始まって次第高となり、午前11時に494円13銭高(2万6265円35銭)まで上げ、前引けもほぼ値を保ち大幅高となった。

 テノ.ホールディングス<7037>(東証プライム)が出産一時金の増額に加え参院選でさらなる「公約」が飛び出す期待など言われ一時ストップ高。マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は楽天市場版NFT通販サイトの商品が相次いで商品別人気上位との発表など好感され反発幅拡大。ネットマーケティング<6175>(東証スタンダード)は少子化対策銘柄とされ業界再編含みとの見方もあり一段高。トリプルアイズ<5026>(東グロース)は顔認証決済アプリなど材料視されストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億2060万株、売買代金は1兆2414億円。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1663銘柄、値下がり銘柄数は140銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、とりわけ鉱業、空運、石油石炭、保険、不動産、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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