ソーシャルワイヤーがストップ高、インバウンド翻訳の前年同期比6倍などに注目集中

■15日からプロによる英語文章の校正サービスも開始

 ソーシャルワイヤー<3929>(東証グロース)は7月15日、午前10時反頃から急動意となり、11時にかけてストップ高の381円(80円)で売買された後買い気配となっている。グループ企業トランスマートの翻訳業務のインバウンド需要が前年比約6倍の売上を記録したと発表しており、注目集中となった。株価は、決算発表を受けて今年5月に大きく水準を下げ、そのまま底練り症状を続けていたが、急落前の水準(450円前後)まで回復するか注目されている。

 発表によると、グループ会社でクラウド翻訳とAI翻訳事業を展開する、トランスマート株式会社(東京都港区)では、外国人観光客に対する入国制限緩和の影響から、2022年6月、インバウンド関連翻訳業務の依頼が急増し、直近3か月の売上高が、前四半期比率で約4倍となり、前年比では約6倍を記録した。さらに、昨今のニーズの高まりを受け、7月15日より、ネイティブ翻訳者が英語文章の校正を行う「英語ネイティブチェックサービス」の提供を開始するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る