【株式市場】日経平均は718円高となり5日続伸、後場はキヤノンやカシオも上げ資金は好循環

◆日経平均は2万7680円26銭(718円58銭高)、TOPIXは1946.44ポイント(43.65ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は11億1429万株

 7月20日(水)後場の東京株式市場は、前場活況高の値がさ半導体関連株が高値もみあいに転じた一方、キヤノン<7751>(東証プライム)やカシオ計算機<6952>(東証プライム)が一段ジリ高となり、中盤からはパナソニックHD<6752>(東証プライム)が一段高、住友商事<8053>(東証プライム)は終盤に一段高など、資金が好回転している様子がうかがえた。日経平均は659円高で始まり、大引け間際までジリ高を続けて一時731円17銭高(2万7692円85銭)まで上げた。大引けは5日続伸となり、終値での2万7000円台は6月28日以来となった。

 後場は、キーコーヒー<2594>(東証プライム)が値上げ報道など好感されて一段ジリ高。日本金属<5491>(東証プライム)は高光沢ステンレスを用いた高精度フォーミング製品が7月発売の新モデルに採用との発表を受け一段高。日本一ソフトウェア<3851>(東証スタンダード)はゲームバラエティーUnlimitedサービス開始など好感され中盤にかけ一段高。モブキャストHD<3664>(東証グロース)はアジア向けに事前登録中のスマートフォン向けゲーム登録者数30万人突破との発表などで一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は11億1429万株(前引けは5億3287万株)、売買代金は2兆8749億円(同1兆3968億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1701銘柄、値下がり銘柄数は101銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも全33業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、サービス、ガラス土石、機械などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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