【株式市場】円高の進行は止まったが米国の軍事行動が心配で日経平均は軟調小動き

株式

◆日経平均の前引けは1万8364円68銭(62円16銭安)、TOPIXは1460.89ポイント(7.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億8079万株

チャート10 14日(金)前場の東京株式市場は、昨日までの円高進行が朝は止まった様子となったため鉄鋼株や電気・精密株の一角が上げ、日経平均は反発し105円高で始まった。ただ、米国がアフガニスタンで核爆弾を除くと史上最大の爆弾をIS勢力に向けて投下したと伝えられたことなどが言われ、直後に82円87銭安(1万8343円97銭)まで値を消した。その後は小動きに終始し、前引けも62円16銭安(1万8364円68銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均なども安い。

 ファーストリテイリング<9983>(東1)は第2四半期決算が好感されて堅調に推移し、円高の一服を受けてトヨタ自動車<7203>(東1)も堅調。MRT<6034>(東マ)は政府のオンライン診療支援などが好感されて活況高。3月上場のネットマーケティング<6175>(JQS)は昨日上場来安値とあって割安感が出たようで急反発。

 東証1部の出来高概算は9億8079万株、売買代金は1兆1056億円。1部上場2015銘柄のうち、値上がり銘柄数は482銘柄、値下がり銘柄数は1408銘柄となった。(HC)

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