ファンコミュニケーションズは後場一段高、自社株買いなど好感される

業績でみる株価

■第2四半期は微減益だが通期予想は据え置き営業利益3.9%増

 ファンコミュニケーションズ<2461>(東証プライム)は8月9日の後場、一段高となり、14時過ぎに11%高の431円(44円高)まで上げて出直り幅を拡大している。8日15時に第2四半期決算と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、朝方に急伸したあとも好感買いの衰えない相場となっている。

 第2四半期連結決算(2022年1~6月・累計)は、営業利益が前年同期比1.0%減となるなど、各利益とも微減益。しかし、12月通期の予想は営業利益24.1億円(前期比3.9%増)など、売上高、各利益とも据え置いた。自社株買いは、上限300万株(自己株式を除く発行済株式総数の4.38%)、取得総額10億円、

実施期間は2022年8月9日から23年1月9日までとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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