アイリッジは経済的困難を抱える高校生へのPC寄贈プロジェクト「Pass the Baton」に参画

■パソコン30台を寄贈、IT・DX人材育成への貢献を

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、NPO法人CLACK(大阪府大阪市)が主導する使用済みPC(パソコン)の寄贈プロジェクト「Pass the Baton」の趣旨に賛同し、今年7月よりPC寄贈企業として参画したと発表した。初回は30台のPCを寄贈している。

 「Pass the Baton」は企業から使用済みのPCを無償で譲り受け、リユースPCとして高校生に無償提供するプロジェクト。提供されたPCはCLACKのパートナーシップ先であるパシフィックネット(東京都港区)にて情報漏えいを防ぐデータ消去を実施し、クリーニングやOSの再インストールをおこなったうえで高校生のもとに届けられる。

 2018年より活動するCLACKでは、生まれ育った家庭の事情により、成績や才能に関係なく進学を諦めたり、希望する職業に就職できなかったりする高校生の将来の可能性を広げるために、完全無料でプログラミング学習支援とキャリア教育をおこなっている。これまでの体験会参加者数は417名。プログラミング学習支援には長期・短期合わせて159名の高校生が参加しており、「Pass the Baton」の寄贈PCは、この学習の場で活用されている。

 アイリッジ代表取締役社長の小田健太郎氏は「Pass the Baton」への参加についてコメントを寄せており、「アイリッジは“Tech Tomorrow”をミッションに、昨日より便利な生活を創ることに日々邁進しており、今回、そのために使用されたPCがまた次の未来を創る活動に利用されることを大変うれしく思っています。経済産業省の調査では、2030年には最大で79万人のIT人材が不足するとも言われています。IT業界は慢性的な人材不足となる中、当社も、副業や地方採用を可能にする新人事制度“Work Style for Next iRidge”を開始し、多様な人材が活躍できる環境を整えていますが、プログラミングスキルがあれば、就職先や働き方の選択肢が格段に広がることは間違いありません。今後もさらなる事業成長はもちろん、人材育成、働き方のアップデートなど、さまざまな取り組みを通じて業界の発展に貢献してまいります。」としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る