クリーク・アンド・リバー社の農業分野の子会社が経産省の補助金事業に採択される、株価は2日続伸

■コネクトアラウンド社、『自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金』に

 クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>(東証プライム)は10月18日、農業分野の子会社「株式会社コネクトアラウンド」(東京都港区)の取組みが10月7日付で経済産業省の「自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金(製造・サービス業等立地支援事業)」七次公募の事業者として採択されたと発表した。19日の株価は取引開始から堅調で2日続伸基調となっている。

■AIやIoT、最新水耕栽培技術を活かし6次化スマート農業を実現

 本補助金は、経済産業省が原子力災害により甚大な被害を受けた福島県の避難指示区域等において工場・店舗等を新増設する企業に対する補助を行なうもので、該当企業に対して支援を行い、雇用の創出を通じた地域経済の活性化を狙いとしている。

 コネクトアラウンドは、同社グループ内において農業分野でのテクノロジーと異業種プロフェッショナルのアイデアを融合させた新たな農業ビジネスを構築し、ダイバーシティー&インクルージョンの実現及び、農業を基軸とした地域雇用の促進と産業振興等の役割を担っている。

 東日本大震災による原子力災害により、甚大な被害を受けた福島県双葉郡大熊町の特定復興再生拠点区域(2022年6月30日に避難指示が解除)において、AIやIoT、最新水耕栽培の先進技術を活かした6次化スマート農業を実現し、帰還される住民とC&Rグループのプロフェッショナルが分野を超えて、ともに活躍する新たな世界を創造し、震災からの復興と地方創生に貢献していく計画。

 採択を受けた株式会社コネクトアラウンドは、事業目的として、地方でのプロフェッショナルの活躍を支援し、地域の大きな課題である就農人口減少を解決するため、C&Rグループが持つ18分野34万5000人のプロフェッショナルの中から選りすぐったノウハウや先端技術を活用したスマート農業ビジネスを展開し、他地域にはない価値を生み出し、雇用を創出する取組を行っている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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