【株式市場】日経平均は後場堅調で反発し38円高、TOPIXは小安いが景気敏感株など高い

◆日経平均は2万8028円30銭(38円13銭高)、TOPIXは1963.29ポイント(0.93ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は12億2549万株

 11月16日(水)後場の東京株式市場は、三陽商会<8011>(東証プライム)が昼の自社株買い発表など好感されて急伸し、鹿島建設<1812>(東証プライム)は四半期決算を評価し直すとされて一段強含み、日本製鉄<5401>(東証プライム)や日本郵船<9101>(東証プライム)も一段強含むなど景気敏感株も動意を強めた。前引けにかけてダレた三井不動産<8801>(東証プライム)も再び強含んだ。日経平均は28円安で始まり、13時にかけて前場の高値を超え、79円08銭高(2万8069円25銭)まで上げ、大引けも堅調で2日続伸となった。TOPIXは小幅続落。

 東証プライム市場の出来高概算は12億2549万株(前引けは6億1957万株)、売買代金は3兆5132億円(同1兆8439億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は940(前引けは922)銘柄、値下がり銘柄数は821(同822)銘柄。

 また、東証33業種別指数は18業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、卸売り、倉庫運輸、その他製品、情報通信、繊維製品、サービス、建設、非鉄金属、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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