HENNGEが後場一段高、福岡オフィス移転を機に好業績と自社株買いなど見直される様子

■連続2割増益を計画、14%高の後も12%高前後で推移

 HENNGE<4475>(東証グロース)は11月24日の後場、一段高となり、取引開始後に14%高の1127円(137円高)まで上げた後も12%高前後で推移し、約1週間ぶりに1100円台を回復している。22日付で福岡オフィスの12月1日移転を発表したが、11月21日から自己株式の取得(自社株買い)を開始しており、今期の業績予想も連結営業利益の伸び率を連続2割台とするなど好調。オフィス移転の案内を見て好業績などが見直されたとの見方が出ている。

 前9月期の連結業績は、売上高が16.5%増加し、営業利益は21.6%増加した。今期・2023年9月期の予想は、売上高を19.1%増、営業利益を21.3%増などとし、売上高、各利益とも連続最高を更新する見込み。また、自社株買いは、上限25万株(⾃⼰株式を除く発⾏済株式総数の0.77%)、取得総額3億5000万円で、2022年11月21⽇から同年11⽉30⽇まで行う。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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