【株式市場】日経平均は267円高、後場は今夜の米国休場など控え小動きだが3日続伸

証券取引所 銘柄

◆日経平均は2万8383円09銭(267円35銭高)、TOPIXは2018.80ポイント(24.05ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は増加し13億1110万株

 11月24日(木)後場の東京株式市場は、円相場が午前中の1ドル138円台へと円高になり、ホンダ<7267>(東証プライム)が上値の重さを増しブリヂストン<5108>(東証プライム)は徐々に軟化した。しかし、前場上げた値がさ半導体株や大手商社、海運、銀行株などは値幅を保ち、昼に値上げを発表した東北電力<9506>(東証プライム)は一段高など電力株が一段と上げ、大林組<1802>(東証プライム)などの建設株も一段高となった。日経平均は332円高で始まり、小動きのまま大引けは上げ幅200円台になったが3日続伸。TOPIXは8月19日以来の2000ポイント台を回復した。TOPIXは終値で8月17日以来の2000ポイント台を回復した。米国24日は感謝祭で休場になる。

 後場は、三菱商事<8058>(東証プライム)などの大手商社株が一段と強含む場面を見せ、週初に言われた米投資家バフェット氏による保有拡大に続き中国の金融緩和観測、米国の利上げ鈍化観測など材料視。旭化成<3407>(東証プライム)は原油、ナフサ相場の軟化など好感され一段高。タカトリ<6338>(東証スタンダード)は引き続きパワー半導体製造装置の大型受注など材料視され前場中盤からストップ高を継続。タカトリ<6338>(東証スタンダード)は引き続きパワー半導体製造装置の大型受注など材料視され高値更新。キャンバス<4575>(東証グロース)は2日続けて大きく出直り抗がん剤候補化合物に関する17日の発表など材料視。マイクロアド<9553>(東証グロース)はインティメート・マージャー<7072>(東証グロース)との「連携」など材料視され一段ジリ高となり戻り高値。

 東証プライム市場の出来高概算は増加し13億1110万株(前引けは7億335万株)、売買代金は3兆3349億円(同1兆8184億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1534(前引けは1583)銘柄、値下がり銘柄数は248(同200)銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種(前引けは32業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、卸売り、銀行、保険、その他金融、電力ガス、電気機器、サービス、金属製品、機械、非鉄金属、精密機器、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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