理研計器は8日ぶりに反発、半導体や新型コロナワクチンなどの国産化政策に乗り テクニカル的に調整一巡感

■業績好調で最高益を連続更新する見込み

 理研計器<7734>(東証プライム)は12月8日、反発基調で始まり、取引開始後は4860円(115円高)まで上げて前取引日までの7日続落から出直っている。産業用保安機器、計測機器を手掛け、半導体工場の増設や新型コロナワクチンの国産化などの政策に乗る銘柄。業績は好調。11月28日に戻り高値5370円をつけたあと続落模様だったが、テクニカル的に25日移動平均の水準まで調整が進んできたため、調整一巡感が出てきたと見られている。

 第2四半期連結決算(2022年4~9月・累計)は営業利益が前年同期比47.4%増加するなど好調で。今3月期の連結営業利益の予想も前期比36.3%増の114.5億円を見込み、最高益を連続更新する見通しとしている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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