電力株が全面高で始まり東京電力HDは3%高、料金値上げ期待に加え原発政策の行動指針を好感

電力株 送電線

■最長60年の運転期間の延長など実現の見通しに

 東京電力ホールディングス(東京電力HD)<9501>(東証プライム)は12月9日、反発基調で始まり、取引開始後は4%高に迫る508円(19円高)まで上げ、再び出直る相場となっている。料金値上げへの期待に加え、「経済産業省の審議会は8日、廃止が決まった原子力発電所の建て替えや、最長60年と定めた運転期間の延長を盛り込んだ行動指針をまとめた」(日本経済新聞12月9日付朝刊)などと原発に関する政策指針が伝えられ、好感されている。関西電力<9503>(東証プライム)も3%高、中部電力<9502>(東証プライム)は2%高など、電力株は全面高で始まっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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