【株式市場】日経平均は170円高、後場は重電、家電株など強く銀行株も徐々に堅調

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万6405円87銭(170円62銭高)、TOPIXは1902.52ポイント(4.58ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億2050万株

 12月26日(月)後場の東京株式市場は、パナソニックHD<6752>(東証プライム)が一段と強含むなど重電、家電株が堅調で、住友鉱<5713>(東証プライム)もジリ高など、非鉄株、資源株もしっかり。前場軟調だった銀行株は徐々に小高くなる銘柄が増えた。日経平均は133円高で始まり、前場の高値(203円34銭高の2万6438円65銭)は抜けなかったが大引けも上げ幅を保ち、前週末比で大きく反発した。

 後場は、パイロットコーポレーション<7846>(東証プライム)が一段高となり業績予想の増額修正など好感。象印マホービン<7965>(東証プライム)は13時頃から急動意となり、モノ言う株主からの提案に関する報道を材料視のもよう。大引け後に決算を発表。アビックス<7836>(東証スタンダード)は自律反発との見方で業績好転期待など再燃し出直り拡大。

 新規上場のアルファパーチェス<7115>(東証スタンダード)は、午前9時の取引開始後まもなく869円(公開価格880円)で初値をつけ、高値は前場の899円。後場は売買交錯となり大引けは730円。ダイワ通信<7116>(東証スタンダード)は午前9時7分に1620円(公開価格は1700円)で初値をつけ、高値は前場の1638円。後場はダレ模様となり大引けは1495円。

 東証プライム市場の出来高概算は8億2050万株(前引けは4億5276万株)、売買代金は1兆7793億円(同9829億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1056(前引けは995)銘柄、値下がり銘柄数は691(同733)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けも24業種)が値上がりし、鉱業、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、ゴム製品、繊維製品、機械、などが高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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