7日(金)のNYダウは雇用好調・利上げ接近で7日続落、日経平均上ザヤさらに拡大

ニューヨークNY NY

チャート7 8月7日(金)のNYダウは雇用統計好調に伴い利上げ接近観測から7営業日続落した。終値は46ドル安の1万7373ドルで7日間合計の下げ幅は約370ドルに達した。7月の非農業部門の雇用者数は事前予想では18万人増かとの見方があったが、21.5万人増加(6月は22.3万人増加)と好調だった。とくに、危惧された製造業において1.5万人増加と好調だったことで、マーケットでは、いよいよ今度こそ利上が接近、9月にも実施されそうだとの観測となっている。

 ドルは124円台前半、原油は43ドル台後半。

 一方、日経平均はNYダウの不振を横目に7日(金)は60円高と3日続伸、3日合計で約200円上げている。この結果、NN倍率は1.192倍、日経平均のNYダウに対する上ザヤは3351ポイントに大きく拡大している。市場の一部では、日本の景気はアメリカに比べそんなに好いのだろうかとの疑問の見方も出ている。

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