クリアルはSBIホールディングスとの資本業務提携など好感され上場来の高値に向けて出直る

銘柄フラッシュ

■顧客チャネルの拡充や不動産の仕入れ・売却などで協業へ

 クリアル<2998>(東証グロース)は2月1日、8%高の2290円(165円高)まで上げた後も上げ幅100円前後で推移し、上場来の高値2334円(2023年1月19日)に向けて出直り相場を継続している。31日の17時前、SBIホールディングス<8473>(東証プライム)との資本業務提携、第三者割当による新株式の発行などを発表し、好感されている。SBIホールディングスの所有議決権割合は21.68%になる予定とした。

 不動産ファンドのオンラインマーケット「CREAL」運営や個人向け不動産投資運用サービス「CREAL Partners」、プロ投資家向けの大型不動産への投資を通じた資産運用サービス事業「CREAL Pro」を展開し、22年4月に株式を上場した。今回の資本業務提携では、顧客チャネルの拡充や不動産の仕入れでのパイプライン活用、運用中の不動産についての売却時の連携、などについて速やかな協働を開始する方針とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る