【株式市場】日経平均は107円高、3日続伸、後場は好決算株の値動き強く出来高増加

◆日経平均は2万7509円46銭(107円41銭高)、TOPIXは1970.26ポイント(5.09ポイント高)、出来高概算(東証プライム)はひと頃に比べて増加し13億9667万株

 2月3日(金)後場の東京株式市場は、前場上げた銘柄や業種の中で半導体関連株は一進一退に転じた一方、ソニーG<6758>(東証プライム)は中盤から一段ジリ高となり、業績・配当予想の増額など好感。13時半過ぎに増配と自社株買い、消却などを発表した三井物産<8031>(東証プライム)は急激に上げ、14時に四半期決算を発表したミロク情報サービス<9928>(東証プライム)も上げ幅拡大。日経平均は90円高で始まり、大引けまで2万7500円(約100円高)前後で一進一退を続け、3日続伸となった。TOPIXは5日ぶりに高い。

 後場は、JVCケンウッド<6632>(東証プライム)や愛三工業<7283>(東証プライム)が2日発表の四半期決算と業績予想の増額など好感され前場急伸したまま本日の高値圏で推移。正午に発表した日本郵船<9101>(東証プライム)は下げて始まったが、13時に発表した三井化学<4183>(東証プライム)は急伸。14時半に発表したホーチキ<6745>(東証プライム)は一気にプラス転換。メドレックス<4586>(東証グロース)は米臨床試験での好結果など好感した急伸のあと三角持ち合いを形成と注目再燃し出直り拡大。

 東証プライム市場の出来高概算はひと頃に比べて増加し13億9667万株(前引けは7億4947万株)、売買代金は3兆2175億円(同1兆7044億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は608(前引けは565)銘柄、値下がり銘柄数は1139(同1198)銘柄。

 東証33業種別指数は12業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、証券商品先物、電気機器、サービス、医薬品、その他製品、輸送用機器、機械、卸売り、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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