アイリッジはアプリビジネスプラットフォーム「APPBOXアップボックス」の提供を開始

■3年後200社導入を目指す

 アイリッジ<3917>(東証グロース)は、4月より、企業向けアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX(アップボックス)」の提供を開始すると発表した。

 「APPBOX」は、アプリで使う各種機能群(SDK)を組み合わせることで、ゼロからのアプリ開発や既存アプリの機能拡張、マーケティング施策まで、アプリビジネスに必要なすべてを支援するプラットフォームである。他社で開発したアプリの機能拡張にも活用でき、また、各種他社ツールとの連携も柔軟におこなえるのが特長。アイリッジでは、小売企業などの会員システムを導入している企業や、基幹システムとの連携が必要な企業を中心に導入を進め、3年後の200社導入を目指す。なお、SDK(Software Development Kit)とは、ソフトウェアを開発するのに必要なプログラムやAPI、文書、サンプルなどをまとめてパッケージ化したものである。

 アイリッジは、小売・流通業界や、金融業界、鉄道・MaaS関連業界の大手企業を中心とした、さまざまな企業のOMOアプリの開発支援実績をもっている。これらの企業では、会員システムや基幹システムとアプリとのサーバー連携など、大規模なシステム開発が必要になることが多く、アプリ開発コストは年々上昇の傾向にある。また企業のDXへの取り組みの一つとして内製化や複数の外部企業・ツールとの連携も出てくる中では、アプリ開発・運用を取り巻く環境はますます複雑になってきている。同社は、このような中で、開発環境や連携ツールを問わず、コストを下げつつスピーディな開発・運用のおこなえる「APPBOX」を提供することで、アプリを活用したビジネスをおこなう企業の支援を行うとしている。

 また、同社は日本最大級DX展「第3回DX EXPO (東京展)」に出展すると発表した。同展では、今春公開のアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」を先行紹介。店舗集客 LINE ミニアプリ「Kit-Curu」のデモ体験も提供する。2月7日から9日の3日間、東京ビッグサイトで開催される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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