【株式市場】日経平均は175円高、後場は好決算株への物色強まり全般堅調で反発

◆日経平均は2万7602円77銭(175円45銭高)、TOPIXは1993.09ポイント(15.42ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億1953万株

 2月14日(火)後場の東京株式市場は、サントリー食品インターナショナル<2587>(東証プライム)が一段ジリ高となり12月決算や今期予想など好感され、伊藤園<2593>(東証プライム)はMSCI指数からの除外が伝えられたが一段ジリ高。昼に四半期決算と業績予想の増額など発表した鹿島建設<1812>(東証プライム)は一段高。三越伊勢丹HD<3099>(東証プライム)もジリ高。一方、前場上げた鉄鋼株や半導体株は一進一退。日経平均は前引けとほぼ同じ150円高で始まり、13時半には2万7600円前後(172円高)まで上げ、その後は大引けまで小動きとなったが前日比で反発した。

 後場は、ファインデックス<3649>(東証プライム)やヤマト・インダストリー<7886>(東証スタンダード)が買い気配のまま大引けまでストップ高で推移し、12月決算や第3四半期決算と今期業績予想など好感されて午前11時過ぎにストップ高で値がついた後は買い気配で推移。サイボウズ<4776>(東証プライム)は今期の大幅増益予想など好感され一段ジリ高。unerry<5034>(東証グロース)は来店データなど分析サービスのリニューアルなど好感され一段高で始まりストップ高。弁護士ドットコム<6027>(東証グロース)も一段と強含み、AIで会話する「チャットGPT」を活用した新たな法律相談サービスの開始など好感。メタップス<6172>(東証グロース)はMBO(経営者による買収)によりストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は10億1953万株(前引けは5億4117万株)、売買代金は2兆4261億円(同1兆2984億円)。プライム上場1836銘柄のうち、値上がり銘柄数は1458(前引けは1361)銘柄、値下がり銘柄数は330(同401)銘柄。

 東証33業種別指数は32業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉄鋼、食料品、金属製品、その他製品、機械、繊維製品、建設、パルプ紙、医薬品、電力ガス、非鉄金属、情報通信、小売り、石油石炭、水産農林、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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