ピックルスコーポレーション3日ぶり反発、2日間の下げ上回り強い、PER8倍台に見直し

株式市場 銘柄

チャート4 ピックルスコーポレーション<2925>(JQ・売買単位100株)は55円高の1240円と3日ぶり急反発した。とくに、2日間の合計下げ幅39円安を大きく上回る上昇で動きは強い。

 2016年2月期・第1四半期は原料白菜の高騰で営業利益進捗率は22.2%とやや低調だが、売上の進捗率は27.0%と好調。通期の5.0%増収、営業利益14.3%増益、1株利益149.4円の見通しは達成可能だろう。配当は年15円の予定。『ご飯がススム』のブランド力が高く、マーケットにおいて個人投資家の注目度は高い。

 PERは8.2倍と割安。5月に年初来高値1411円をつけたあと7月9日の全般安場面で瞬間1061円と下げたが、基本的には1200円台の下値を固める展開だった。TOPIXの連騰に見られるように輸出関連主力株から徐々に内需関連の好内容銘柄に目が向いていることから低PER注目で5月の高値に挑戦だろう。25日線近辺は中期狙い場だろう。

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