フィットは「事実無根」の発表で切り返し株価堅調、雑誌記事についての懸念後退

■約3週間ぶりに今年に入っての高値を更新

 フィット<1436>(東証グロース)は2月21日、午前11時にかけて一時2%安(14円安の688円)まで軟化する場面があったが、その後は714円(12円高)まで切り返し、堅調な推移となっている。同時刻、「当社に関する雑誌記事について」を発表し、「当社が太陽光発電所の売上げを水増ししている趣旨の記事が掲載されましたが、全くの事実無根であり」などとし、買い直す動きが強まった。株価は約3週間ぶりに今年に入っての高値を更新している。

 同社は2023年1月、同月1日付で、経済産業省が定める「DX認定制度」に基づき、「DX認定事業者」の認定を取得したと発表している。DX認定制度は「情報処理の促進に関する法律」に基づき、経済産業省が定めた「デジタルガバナンス・コード」に則り、DX実現に向けたビジョンの策定や戦略・体制の整備などDX推進の準備が整っている企業(DXReady)を認定する制度になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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