雪国まいたけが急動意、「まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果」に注目集中

■がんの成長を抑制、神戸薬科大学微生物化学研究室と共同研究

 雪国まいたけ<1375>(東証プライム)は2月21日、前引けにかけて1037円(30円高)まで上げたあとも1020円前後で堅調に推移し、再び出直りを強めている。同日付で、「まいたけ多糖類によるがんの抑制機構の研究結果についてのお知らせ」を発表し、注目集中となった。同社製品の需要拡大などが期待されている。

 発表によると、神戸薬科大学微生物化学研究室の小西守周教授、中山喜明准教授、増田有紀講師、清水涼平特任助教との共同研究で、まいたけに含まれる多糖体が、単球系骨髄由来抑制細胞(M-MDSC)を免疫活性型M1マクロファージに変換することで、腫瘍組織の免疫抑制状態を解除し、がんの成長を抑制することを明らかにした。2023年1月26日に国際科学雑誌「Life Sciences」への掲載に先立ちWeb上で公開されたという。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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