アルフレッサHDは今年の高値を更新、筋萎縮症関連薬が好感され日々小幅だが3日続伸

■「事業モデルの強化」を掲げ、成長領域への注力など推進

 アルフレッサ ホールディングス(アルフレッサHD)<2784>(東証プライム)は3月3日の後場、1683円(19円高)で始まり、日々小幅だが3日続伸基調となっている。1日に子会社のアルフレッサ ファーマ株式会社(大阪市)が筋萎縮性側索硬化症治療薬に関する国内開発権・製造販売権を取得と発表したことを受けて株価は動意を強め、引き続き期待の強い相場となっている。前場は1687円(23円高)まで上げ、今年に入っての高値を更新した。

 発表によると、同社グループは、中期計画のグループ経営方針に「事業モデルの強化」を掲げ、成長領域への注力を強化しており、アルフレッサ ファーマは「アンメット・メディカル・ニーズ」に積極的に挑戦する、と掲げている。このたびの発表は、『ロピニロール塩酸塩』の筋萎縮性側索硬化症治療薬としての国内開発権・製造販売権許諾契約を締結したもので、これまでの中枢神経疾患治療薬の開発経験を活用できると判断したことから契約を締結した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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