レノバが再び急伸し22%高、夏の電力不足に加え国の洋上風力政策も買い材料の見方

風力発電

■洋上風力発電の公募で1社独占を制限する可能性が伝えられ参入期待

 レノバ<9519>(東証プライム)は6月24日、再び急伸商状となり、午前10時40分にかけて22%高の2527円(464円高)まで上げた後も20%高前後で推移し、東証プライム銘柄の値上がり率1位に躍り出ている。太陽光、風力などの再生可能エネルギー発電を行い、この夏に予想される電力不足を受けて動意づきやすい地合いになっている上、24日は、「洋上風力発電の公募、1社独占を制限-経産省などルール案」(日本経済新聞6月24日付朝刊)と伝えられたことを受けてビジネスチャンス拡大への期待が強まったと見られている。

 同社株は6月21日も急伸した。このときは、電力不足に加え、日本経済新聞が「三菱商事の総取り許すな、洋上風力発電、政官絡むバトル-洋上風力バトル」と伝えたことを受けて注目が強まったとの見方が出ていた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る