ヘリオスは7日ぶりに急反発、第2相試験の結果良好など好感、決算発表後の上げ幅が帳消し目前で急反騰

■チャート(波動)的にも崩れ足にならずに持ち直したとの見方が

 ヘリオス<4593>(東証グロース)は3月3日、7日ぶりの急反発となり、後場寄り後に17%高の364円(54円高)まで上げる場面をみせて出直りを強めている。2日15時に、体性幹細胞再生医薬品『HLCM051』を用いた第2相試験の結果が良好だったこと、2月末にPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)と追加試験に関する相談を実施し、このたび、データ補強に必要な臨床試験の概要について一定の合意が得られたこと、などを発表し、買い材料視されている。

 このところの株価は2月14日に発表した12月決算などを受けて一段高となり、2月21日に384円まで上げた。その後は6日続落となり、上げ幅の過半が帳消しになってしまったが、2日の発表を受けて急反発。株式市場関係者からは、チャート(波動)的にも崩れ足にならずに持ち直したとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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