【銘柄フラッシュ】PCIHDが急伸し資生堂など後場は堅調転換

銘柄

 13日は、森永製菓<2201>(東1)が猛暑効果への期待や好業績の再評価などとされて5.8%高となり、過去20年来の最高値を2日ぶりに更新したほか、協和発酵キリン<4151>(東1)も四半期好決算の再評価などから6.2%高となり高値を更新。東映<9605>(東1)は昨日発表の四半期決算がすでに増額修正済みだったにもかかわらず好感されて6.3%高と高値を更新し、アルバック<6728>(東1)は昨日発表の四半期決算が素直に好感されて17.0%高となり東証1部の値上がり率トップになった。

 福田組<1899>(東1)は11日発表の四半期決算と増配などを材料に連日高値を更新し5.8%高、大成建設<1801>(東1)は高決算に加え中央リニア新線の最大のトンネル工事入札を巡る期待などが言われて7日連続日々の高値を切り上げ、大引けは2.1%高だが過去20年来の最高値を連日更新。建設株が連日軒並み高い。

 三越伊勢丹ホールディングス<3099>(東1)が前場の1.5%安(31円安)から後場は3.2%高(66円高)と切り返し、中国の人民元の切り下げにともなう不透明感が中国人民銀行の幹部会見に関する報道とともに後退し買い直された。資生堂<4911>(東1)の切り返して2.0%高、コーセー<4922>(東1)も切り返して3.2%高。

 PCIホールディングス(PCIHD)<3918>(東マ)は11日日発表の四半期決算が引き続き好感され、8月4日に上場したばかりで相場が新鮮とされて20.6%ストップ高の上場来高値。パピレス<3641>(JQS)は10日発表の四半期決算と業績予想の増額などがいぜん好感されて昨日までの2日連続ストップ高に続き10.6%高と連日急伸。日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)も7日発表の四半期決算や増額修正への評価が強く11.2%高と年初来の高値を更新した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る