【株式市場】日経平均は75円高、NYダウ6日ぶり反発など好感され33業種別指数は30業種が上げる

◆日経平均は2万7298円01銭(75円97銭高)、TOPIXは1965.60ポイント(18.06ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億9407万株

 3月15日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの6日ぶり反発、為替の円高一服などが好感され、米銀の破綻を受けて下げていたみずほFG<8411>(東証プライム)などが急激に反発し、アドバンテスト<6857>(東証プライム)などの半導体関連株も反発、鉄鋼、自動車株なども高い。また、高島屋<8233>(東証プライム)などの百貨店株は春の行楽3年ぶり活発化の期待もあり堅調。東証33業種別指数は30業種が反発基調。日経平均は取引開始後に202円90銭高(2万7424円94銭)まで上げ、中盤に一時16円45銭安(2万7205円59銭)まで軟化したが、前引けは再び堅調となった。

 ビジネス・ブレークスルー<2464>(東証プライム)がストップ高となり遠隔教育プラットフォームへの対話型AI搭載など好感。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は3月16日を基準日とする株式4分割後の新たな資金流入への期待などで活況。セルシード<7776>(東証グロース)はこの春にも「同種軟骨細胞シート」の治験届を提出予定としていることへの期待強く急反発。

 東証プライム市場の出来高概算は6億9407万株、売買代金は1兆4993億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1579銘柄、値下がり銘柄数は227銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、銀行、保険、鉄鋼、その他金融、非鉄金属、金属製品、倉庫運輸、建設、繊維製品、証券商品先物、パルプ紙、ガラス土石、電力ガス、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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