ユーグレナは久々の急伸、主力手詰まりで矛先、EPS低いが刺激的材料

銘柄

チャート2 材料株に物色の矛先が向きユーグレナ<2931>(東1・売買単位100株)が69円高の1828円と窓開けして寄り付き、80円高の1839円と久々に値を飛ばしている。

発行済株数8047万株の小型だが、今や、東証1部銘柄である。1部市場で主力銘柄の上値が重くなっていることから目が向いてきたようだ。

同社株については、業績以上に、商品「ユーグレナ」(日本名ミドリムシ)に対する期待だろう。2020年のオリンピックでは、ミドリムシを燃料に飛行機が飛ぶという計画なのだ。

足元の業績も悪くない。ミドリムシの食品への活用で2015年9月期・第3四半期は前年同期比88.8%増収、営業利益3.8倍と好調。今9月期通期では前期比94.4%増収、営業利益2.2倍の見通し。1株利益4.2円、配当無配では買い難いところではあるが、全般相場の手詰まり感から上値を伸ばしそうだ。

年初来高値2177円(2月23日)、安値1487円(1月9日)。

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