北の達人コーポレーションが株式2分割を発表し上げに拍車

株式市場 銘柄

■相場予測本「10倍株教えます!」で紹介とされたことも思惑強める

 北の達人コーポレーション<2930>(東1)は16日前場、一時ストップ高の1107円(150円高)まで上げ、2015年11月に東証1部に昇格して以後の高値を連日更新した。健康食品ネット通販などを展開し、このところ騰勢が続いている中で、15日の取引終了後に3月31日を基準日とする株式2分割を発表。上げに拍車がかかった。

 このところは、3月10日に「5年で9つの10倍株を獲得した著者による相場予測本『いま仕込んでおくべき10倍株教えます!』にて当社が紹介されました」と発表したことなどが材料視されて連日上値を追ってきた。3月6日、いきなりストップ高となってから騰勢を強めており、思惑含みの買いがかなり先行して入っているとの見方がある。株式分割という明確な買い材料が明らかになったことで、目先的には材料出尽し感が広がることを懸念する声があるが、分割により流動性が高まれば機関投資家の資金も収容できるようになるため、分割実施後の展開が注目されている。(HC)

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